刺青殺人事件(高木彬光)感想

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書籍情報

           
タイトル刺青殺人事件
著者高木 彬光
出版社光文社
発売日2013年10月08日頃
商品説明野村絹枝の背中に蠢く大蛇の刺青。艶美な姿に魅了された元軍医・松下研三は、誘われるままに彼女の家に赴き、鍵の閉まった浴室で女の片腕を目にする。それは胴体のない密室殺人だったーー。謎が謎を呼ぶ事件を解決するため、怜悧にして華麗なる名探偵・神津恭介が立ち上がる! 江戸川乱歩が絶賛したデビュー作であると同時に、神津恭介の初登場作。満を持しての復刊!
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高木彬光の処女作であり、探偵神津恭介の初登場作品。

密室殺人、胴体のない~とまさに本格ミステリの王道的作品になっており、モチーフとして使われている刺青がいい感じに怪事件を作り出している。

本格ファンなら内容紹介だけでも飛びつくこと間違いなし。

もちろん本格ミステリとしての完成度も抜群で、その解法も至極納得、読者の欺き方も素敵。

現代よりやや堅い文体に抵抗がなければ、文句なしに楽しめる一冊ではないだろうか。

余談だが、高木彬光作品はなかなか書店で探すのが難しいので、電子がおすすめ。

やまぐろ
システムエンジニア
SESで業務アプリケーション開発、エンドユーザ向け機能などの開発に携わっている文系(経営学)卒エンジニア。
当サイトでは読書記録を残したり、ガジェットのレビューをしたりしています。
たまにエンジニアっぽい記事を書いたりすることも。
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