当ブログは2年前くらいからGoogleアドセンスを自動広告にて配信しています。個人ブログで小規模ではあるもののサーバー代やドメイン代などのランニングコストがかかるため、少しでも足しになればいいかなあ、くらいの気持ちで配置していました。
ですが、まあアクセスもそんなないブログですし、あまり効果を感じることができなかったというのもあり、この度、一度剥がしてみようかなあと思った次第です。
広告配信のデメリット
もちろん収益が多少上がってはいたので、これがゼロになるのは少しさみしい気持ちもあるのですが、広告配信にはデメリットもあります。今回剥がす方向に踏み切ったのも、このデメリットを上回るメリットがないと判断したからです。(少なくとも現時点では、というお話です)
ここで、私が感じていたデメリットを2つ挙げておきます。
ユーザビリティ
1つ目はユーザビリティの観点です。一般的に広告はユーザの目に付きやすい所へ配置し、興味関心を引くことでクリックに誘導するものです。なので、どうしてもユーザにとって広告が邪魔になるケースが存在します。最近では広告ブロックがついたブラウザが普及していますし、アドインで広告を消したりもできます。広告は邪魔、消したいというニーズは確実に存在するわけです。
もちろん、配置の仕方でユーザビリティを損ねないようにすることもできる訳ですし、大手のニュースサイトでもガンガン広告表示されているのですが、これは大手のニュースサイトは広告表示に見合うバリューを提供できているからこそだと思っています。
すまねえGoogleさん。残念な事に、このブログにはそんなにバリューはないんや。。
もちろん配置箇所を検討したり、アクセスが増えてきたりしたら復活する可能性はあります。その時まで待ってて下さい、Googleさん。
とまあ、これが1つ目の理由です。
パフォーマンス
2つ目は表示速度、性能面になります。広告は配信用にスクリプトを埋め込みますし、更に埋め込んだスクリプトが色んな処理をして広告のリソースを引っ張ってくるので、どうしてもパフォーマンスへの影響があります。
これについては別に広告だけに限ったことではなく、リソースとしてはWEBフォントや動画の方がキツいのですが、これらについてはコンテンツとしての役割があります。
ですが、広告については自身のコンテンツの一部とは言い難いのが正直な所です。
これが、2つ目の理由です。
とは言え、張り合いは欲しい
ここまで広告を剥がす理由について語ってきましたが、もちろん広告を置くメリットもありました。それが、張り合いの部分です。
少額であろうとなんだろうと、自分のブログで収益が上がるのは嬉しいんですよね。これが単純になくなってしまうので、モチベーションは下がってしまいます。
実はアドセンス以外にアフィリエイトもたまに貼ってあるので完全にゼロにはならないものの、そちらについては限りなく透明に近いんですよね。
Googleアドセンスだと日々数字に変動があるので、結構楽しみではありました。
モチベーションがなくなってしまうと、徐々にブログからフェードアウトすることに繋がるので、なんとか避けたい。死ぬまで続けるんや。
なので、これに代わるものは何だろうか、と探して辿り着いたのが投げ銭です。
システムの選定
投げ銭を置いてみよう!と思ったものの、今まで検討したことがなかったので、いろいろ調べてみることに。
このブログはWordPressで動いてるので、だいたいのことはプラグインで実現できてしまいます。やっぱり投げ銭とか募金とかのワードで調べると、こういったプラグインは存在しました。
ですが、エンジニアの性なのか何なのか、自分で運用しているシステム内に決済系の機能を置くことに抵抗があったので、今回は外部のサービスに流す方針としました。普段フルタイムで仕事してるからね、しょうがないよね。
と言うわけで、外部サービスで探してみたところ、WEB決済で有名なPayPalだったり幾つかの手段がある事が分かりました。
それらを比較して検討して、当ブログで選択したのはOFUSEというサービスです。
投げ銭とともにメッセージが送れたり、会員登録なしでも投げ銭できたりと、使い勝手が良く、日本ベースのシステムなのも理由の1つです。
ほんの少しの葛藤
広告を剥がして投げ銭フォームを置いたわけですが、これにはちょっと葛藤もありました。広告と比べるとより能動的に「お金欲しい!」って言ってる感が出てしまう部分が少なからずあると思っています。
とは言え、投げ銭という文化はnoteなんかでも根付いてますし、個人ブログでもたまに見かけたりするようになりました。私自身の違和感的な部分もそのうち払拭されるはず。。!
ほんの少しだけ悩んだ結果、投げ銭フォームを導入することにしました。
最後に
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