たぶん、日本で働くエンジニアの多くはExcelでドキュメンテーションだったり、数字遊びだったりをしている。設計書だってExcelで頑張っちゃうと思う。
でも、それはしょうがない。Excelはキャンバスなんだ。なんでも書けるんだ。そういうことにしておこう。
で、フォントの話なのだけれど、昔は何も気にせずにExcel開いて設計書を書き始めるとフォントがメイリオだったりしたし、プロジェクトによってはフォント統一がルール化されてて、MS ゴシックだったりとかした。
だが、我々が慣れ親しんでいた標準フォントがある事件により変更となった。
win10移行である。こいつが游ゴシックという魔物を産み出してしまった。
だいぶ前になってしまうけど、window7のサポート終了の影響で職場のPCが全てwindow10になった。それまでは開発PC全てがwindows7で統一されてたから、かなり大がかりな移行となった。
あれから数年経って、windows10にも慣れてきた。なんなら游ゴシックもそんなに気にならなくなってきた。ただ、プロジェクターに写して共有するようなドキュメントにはやっぱり向かない。薄い。フォントサイズを20にするとちょっとかっこいいけど、やっぱり薄い。最近は顧客との打ち合わせだったり、レビューだったりもオンラインでやったりするんだよなあ。
少々本題に入るまでの前置きが長くなってしまったが、自分が好きな設計書向けフォントを並べていく。
No.1:原点にして頂点。メイリオ
自分はこれに育てられた。エンジニアとして就職してからずっとメイリオにお世話になってきた。
見やすい。くっきり。読みやすい。堅すぎない。最強である。
もうこれ以上言うことはないくらい大好き。ただ、自分の嫌いな奴がメイリオ信者らしく、ドキュメントをメイリオ統一してくるから、最近は避けてる。すまねえメイリオ。
No.2:圧倒的安心感。MSゴシック
長年エンジニアに親しまれてきたフォント。これでかかれたドキュメントは自分の師である場合もあるし、弟子である場合もある。それくらいエンジニア界を席巻している。気がする。
自分は諸事情によりメイリオを封じられてしまったから、最近はこれを愛用している。
なんか絶妙なダサさがあるけど、それも愛嬌。幅広い年代から愛されるフォント界のスターである。
No.3:反省してまーす。MS明朝
主にwordで書かれるドキュメントによく見るやつ。そして、ちょっとやべえことになってしまったときの報告書はだいたいこれのイメージ。
これの良いところは、なんとなく厳かな感じが出るのと、ふざけてなさそうに見える固さ。正直なところ、あまり読みやすいフォントではないけど、形から入らなければならないときには良きパートナーになるはず。
反省してまーす。
最後に
ここでは自分が思うシステムエンジニアに適したフォントを並べてみた。
恐らくこれらのフォントは多くのシステムエンジニアがドキュメントにて見たことがあるフォントだと思う。ここまで書いて気がついたけれど、面白さはない。
ただ、共感はあるはず。。
最後の最後に
俺たちに大事なのは見てくれじゃねえ!中身だ!罫線とかに指摘入れてくるんじゃねえ!
ばーか。