少し前にAVIOTを部分的に取り上げたら新作が欲しくなってしまったので、AVIOTが高音質モデルと謳うTE-BD11tを購入してみた。
特徴とかを見ていきつつ、レビューしていく!
AVIOTの完全ワイヤレスイヤホンは、高音質&価格帯控えめが特徴
まず、AVIOTがどんなメーカーなのかと言うところだけれど、個人的には高コスパな印象を持っている。音質に拘っており機能性も併せているのに、大体の商品価格が2万円程に抑えられており他メーカーと比較すると手を取りやすい。
今回購入したTE-BD11tは2021年12月に発売したモデルで、価格は¥15,400(発売時点)となっている。
この価格で高音質に加え、ノイキャンと外音取込が付いている。すごい。
本体デザインもおしゃれで、高級感がある印象。
スペックとかウリとかは公式サイトに詳細があるのでそちらで。
良い点
音はやっぱり良い※クセ強、EQ不可避。
TE-BD11tは高音質モデルと言うことで、AVIOTも自信ありげではあるが、やっぱり聴いてみなきゃ分からないってことで実際に聴いてみた。
……おや。なんか以前購入したAVIOT製イヤホンと比べてボーカルが遠い感じがする。音がこもってる感じがするし、低音の強さが気になる。
最大ボリュームでTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTを聴くと気持ち良くなることは出来たが、多分そうじゃない。
ということで、AVIOT公式のアプリを利用してイコライザーの設定をする。
なんか似たようなアプリがいっぱいあるのが謎ではあるが、AVIOT SOUND MEがTE-BD11tの適用アプリ。
デフォルトの音が低音強めでボーカル弱め(中域弱め)なので、これで強めに感じた低音域を-3.5ほど、中音域の中心を+3.5ほど、高音域を+1.5ほどで調整するといい感じに。
デフォルトの音作りに違和感はあるものの、調節することで音の良さを実感できた。良かった。
ノイズキャンセリングが思ってたよりいい
購入時にあまり期待していなかった部分ではあったけれども、意外と良かった。
寝る前とかに最小ボリュームで音楽を聴くときにノイズキャンセリングをオンにすると、エアコンの稼働音やら空気清浄機の稼働音やらが低減できていい感じに睡眠導入できる。
外出時は…あまり効果はないのかなって印象。ボリューム上げちゃうしなあ。
ちなみに、ノイズキャンセリングは右側のイヤホンを長押しするとオンオフ可能。
外音取込は充分な性能
電車の中で遅延情報流れた時とか、イヤホン付けたままコンビニに寄ったりする時に便利なやつ。
このイヤホンについてはそんなに大きなボリュームで音楽再生していないのであれば、周囲の音は問題なく拾えるし聴こえ方も自然。
AirPods Proの同機能と比較すると感動はないけれど、実用性は充分にあると感じた。
ちなみに、外音取込は左側のイヤホンを何故するとオンオフ可能。
悪い点
イヤホンがケースから取り出しづらい
ケースの形状的に仕方がないのかも知れないが、ちゃんと取り出しづらい。結構磁石が強めなのも相俟って、ちゃんと取り出しづらい。
一応ケースにしまった際に若干の隙間が空くため、そこから指をうまい具合に入れれば取り出すことは出来るが、これをスムーズに行うのは手が大きい人には厳しそう。
どうやって取り出すのが正解なのか分からない。とにかく難点の一つだと思う。
イコライザー前提みたいになっちゃうのは…
音は良い。だけど、購入時そのままだと余り良い音に聞こえないのは残念。どんなジャンルに合うように作られているんだろうなあ。試してないけど、ボーカルなしの音楽だったらデフォルト設定でも良いのかな。分からん。
できればイコライザーなしの状態でバランスの良い音がデフォルトであって欲しかった。
まとめ
TE-BD11tをざっくりまとめると
- 音は良いけどイコライザ設定は必須
- ノイキャン、外音取込はそこそこ良い
- 取り出し辛い!
- でもやっぱりコスパはいいよね
全部が良い!とは言えないけれど、使っているうちに良さを実感していく、そんなイヤホンかも。
最後に
最近有線イヤホン買ってないなあ。